市販薬やホームケアで改善しない炎症ニキビは、早期に医療の力を借りることでニキビ跡を防げます。主な治療法と、副作用・費用の目安を整理しました。
外用薬(塗り薬)
炎症を抑え、毛穴詰まりを解消するための基本治療です。
- 過酸化ベンゾイル(BPO): 殺菌力が高く、耐性菌の心配が少ない。乾燥・刺激が出る場合は保湿と併用。
- アダパレン(ディフェリン): コメドを改善し、新しいニキビを予防。赤み・ヒリつきが出たら使用頻度を調整。
- 外用抗生物質: 炎症が強い赤ニキビに使用。耐性菌予防のためBPOと併用するのが一般的。
内服薬
症状が広範囲の場合や女性のホルモンバランスが原因の時に処方されます。
- 抗生物質(ミノマイシン等): 炎症を抑える短期療法。副作用として胃腸障害・日光過敏があるため注意。
- 漢方薬: 体質やホルモンバランスを整える目的で処方されることも。
- 低用量ピル: 女性限定。男性の場合はホルモン治療は稀。
ケミカルピーリング
サロンやクリニックで行う角質除去治療。サリチル酸マクロゴール(BHA)やグリコール酸(AHA)を使用し、毛穴詰まりを取り除いてターンオーバーを促進します。2〜4週間おきに継続することで効果を実感しやすく、ニキビ跡の改善にも有効です。
光・レーザー治療
- 青色LED/赤色LED: ニキビ菌を殺菌し、炎症を抑える。ダウンタイムが少なく、他治療と併用しやすい。
- IPL(フォトフェイシャル): 赤み・色素沈着の改善に有効。複合的な肌悩みに対応。
- フラクショナルレーザー: 凹凸のあるニキビ跡改善向け。ダウンタイムと費用が高め。
費用と通院の目安
保険診療の外用薬・内服薬は1ヶ月あたり数千円程度。ピーリングや光治療など自費診療は1回5,000〜25,000円程度が目安です。症状により通院頻度や費用は異なるため、初診で治療プランを相談しましょう。
まとめ
- 炎症ニキビは早めの医療介入でニキビ跡リスクを低減。
- 外用薬・内服薬・美容施術を組み合わせ症状に応じて使い分け。
- 副作用や費用を理解し、医師の指示に従って継続することが大切。